東洋医学|夏の病と過ごし方-2

(アメブロからのお引越し記事です)

 

こんにちは。
美容鍼灸師のaiです。
今日は夏の病と過ごし方の続きです。

その①はこちら→夏の病と過ごし方 ①
前回は、夏と関係する臓器や気候をお伝えしました。

 

あつーい夏。
こんな不養生には注意が必要です。

 

涼しい部屋ばかりにいて動かない

 

身体は自律神経の働きで、体温調節をしています。
涼しい部屋ばかりにいると、
自律神経の働きが乱れやすくなります。
自律神経は体温調節以外に、
睡眠や食事とも関係しています。
食欲がない、なかなか眠れない・・・
それは、身体からのお疲れサインかもしれません。

 

冷たいものばかり飲食する

身体は常に一定の状態を保とうという働きがあります。
胃に冷たいものが入ると、
体温を一生懸命もとの状態に戻そうと頑張ります。
やっと元の温度に戻り、胃腸がほっとしたのもつかの間……
またまた冷たいものを飲食すると、
こりゃ大変だ!と身体はまた頑張って熱を作り出します。
こうした状態が続くと、胃腸の働きが乱れてしまい、
常に熱を持つようになります。
身体は冷えているのに、
胃の中に熱があるので冷たいものが欲しくなります。

猛暑で体力を消耗し、
涼しい部屋ばかりにいると身体の調節機能が乱れやすくなり、
胃腸の不調が始まると、さらに疲れがとれなくなる……。
立派な夏バテさんの出来上がりです💀

 

夏バテを避けるためには、
適度に汗をかき、身体の熱を自然の働きで
発散させることがポイントです!

 

 

夏バテ予防にオススメの食材

夏に積極的に摂りたいのは、
身体の余分な熱や水分を排出してくれる食材です。
トマトやキュウリ、スイカなどの旬の食材は、
身体の余分な熱を冷ましてくれます。
新鮮な水分を体に取り入れて、
余計な水分は排出してくれる働きがあります。

 

五行では、味覚も5つにわかれていて、
ゴーヤやチンゲン菜、グレープフルーツなど、
苦い食材が夏のおすすめです。
苦味は夏に負担のかかる「心(循環器)」を元気にして、
身体の余計な熱を排出する作用があります。

 

酸っぱい食べ物もいいですよ。
酸味は汗の出過ぎを抑える働きもあります。
食欲を高めたり、胃腸の調子を整えます。
反対に、夏に避けたい食事は「甘味」です
過剰な糖分は、肝臓や胃腸に負担がかかります。

夏に体調が悪くなる……という方は、
身体を適度に動かして、
食事も気をつけられてくださいね。

 

最後まで読んで下さってありがとうございます。
私達の身体は、毎日頑張っています。

肩に表情があるとしたら。
お腹に表情があるとしたら。
今、どんな顔をしているか想像してみてください。
笑ってますか?泣いてますか?
常に身体と向き合っていると、
不調にも気づきやすくなります(*^^*)

今日も「いいこと」ありますように☘

One thought on “東洋医学|夏の病と過ごし方-2

  1. Pingback: 東洋医学 冬の病と過ごし方 | 神楽坂鍼灸サロン アンヴレ

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